まず初めに、有給休暇を企業で買い取るという方法もありますが、基本それは違法です。ただそうではないケースも存在するのですが、そうすると働き方改革と反することになってしまいますので、今回はあくまで有給休暇を取得しやすくすることをメインとしていますのでよろしくお願い致します。
現在、『働き方改革』によって年に有給休暇を5日間最低でも取得しなければならなくなりました。しかし、それでも取得が難しい人やもっと有休を使いたい人も多いことでしょう。
私もその一人であり、休みたいと思っていてもなかなか休めなかったり、休みづらいから有給をとりづらいと思うこともありました。
そこで、私の上司が今期の目標として掲げた内の1つが『有給休暇取得率の増加』です。実際にこの成果は出ており、年に10日以上有給休暇を取得できた人もいました。
それでは早速、どのようにして有給休暇取得率を増加させることができたのかお教えします。
その方法というのが、『多能工化』です。
当たり前のように感じる方もいるかもしれませんが、それができていないからなかなか有休が取得できないのです。いつも決まった人が決まった仕事をしている状況が続いているといつまで経ってもその人は休むことが難しくなります。多能工化をするためには人も時間も必要になるので簡単にできることではないかもしれませんが、そんなに常に忙しいものなのでしょうか?忙しくても1日の中で1時間くらいは教育の時間が取れるのではないでしょうか?
そうやって少しずつでもいいから教育をして多能工化を進めていけば、人件費も削減できますし、有休も取得しやすくなります。暇している人がいれば多能工化チャンスです。その人だっていつも同じ仕事ばかりしているマンネリから脱することもできます。
ですから『多能工化』を是非進めてみてください。
次に、『多能工化』が成功して有給休暇を取得しやすくなった後に気になるのが、自分の価値です。
これはどいうことか?ちゃんとご説明いたします。
つまり、有休が取得しやすくなったということは休みやすくなったということですよね?となるとそれだけ自分がいなくても会社は困らないとも捉えることができます。考えすぎる人はこれで「自分は会社に必要ないのかも」と勘違いしてしまいます。
決してそんなことはないので勘違いしないでください。そんなことで休みづらいのなら、皆で話し合って休めるだけどんどん休んでしまいましょう。多能工化が進んだ分だけ有給休暇が取得できる人が増えています。余計な見栄は張らないで有休を取得してください。
もしも休む理由がないから休まないという人がいるのであれば、いっそ何かにチャレンジする時間にあててみたりして、仕事から離れてみてもいいと思います。
いかがでしたでしょうか?
有給休暇は働く誰もが使える権利です。使えるときに遠慮せずどんどん使っていきましょう。
コメント