MENU
Kengo
群馬を周り続ける男
こんにちは。
Kengoと申します。
製造業で勤務しながらブログを書いており、目的は1人でも多くの方のお役に立てる情報を発信することです。
これといって大きな取り柄のない群馬県在住の社会人ですが、群馬県おすすめの観光スポットや会社で得た知識や経験を発信しています。
観光や道の駅やパン屋の情報は全て群馬県の情報です。
カレンダー
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最高の体調 『炎症』

以前の記事で私は本書『最高の体調』で炎症にフォーカスしていると書きました。

あわせて読みたい
文明病からの脱却 『最高の体調』 今回は『最高の体調』という本をご紹介したいと思います。 リンク 「文明病から脱却し、本来の自分を取り戻せ!!」 ここで語られる文明病というのは、鬱病、肥満、散漫...

殆どの方が経験しているであろう謎の不調炎症は明確に連動している。

ということをこれからご紹介していきます。

まず本書では古代人(狩猟採集民)と現代人の生活を比較しています。まさしく文明病である、現代人の生活には問題があり狩猟採集民の生活の方が良かったと言っています。

・狩猟採集民⇒外傷や感染による短中期的な炎症がメイン。激しい発熱や嘔吐など周囲から見てすぐにわかるような症状が出る。

・現代人⇒体内で延々とくすぶる長期的な炎症がメイン。誰にでもわかるような症状は表には出ず、少しずつ不調が進 行する。

この古代と現代の違いの役に立つ枠組みが次のパターンです。

多すぎる⇒古代では少なかったものが現代では多すぎる。

少なすぎる⇒古代には豊富だったものが、現代では少なすぎる。

新しすぎる⇒古代には存在していなかったものが、現代になって現れた。

私はこの「新しすぎる」というところはかなり大事なところだと感じました。人間は文明の進化を続けて進化を求めている生き物です。数年もすればどんどん新しいものが誕生しているということは言うまでもないでしょう。

上記の「多すぎる」例は「カロリー」です。

現代人の1日の平均摂取カロリーは1970年代から現代に至るまで約400キロカロリー以上増えているそうです。そのため、糖尿病や高血圧患者が増加しています。

私たちの脳と体は「低カロリー」には対応できますが「高カロリー」には対応できないように設計されています。

続いて「少なすぎる」で思いつくのは「睡眠」です。

日本人は他国と比べると平均睡眠時間は少ない国です。この睡眠時間を2016年に研究したというデータがあります。

・平均睡眠時間が1日7~9時間の範囲を逸脱すると体内の炎症マーカーが激増する。

・夜中に何度も目が覚めてしまうような場合も、体内の炎症は増える。

この結果から、睡眠の少なすぎも多すぎもよくないということが分かります。

狩猟採集民は目覚まし時計なんて持っていなかったのに必ず同じ時間に夜中に目を何度も覚ますこともなく起床していたそうです。

最後に「新しすぎる」例は「トランス脂肪酸です。

これは人体には悪影響として有名なものの1つです。マーガリンがまさしくこれです。

トランス脂肪酸は肝臓の動きを乱します。

このトランス脂肪酸は人体にとって「新しすぎる」せいでうまく材料として使えず、結果として悪玉コレステロールが生成されてしまいます。

更に「孤独」も「新しすぎる」事例として挙がっています。「不安」に近い感じもしますが、れっきとした炎症と言えるでしょう。これは「鬱病」も同じです。

孤独は現代では大きな問題にもなっていますが、2021年現在においてはコロナ渦の影響もあって孤独の時間がかなり多くなっています。

孤独は全身に炎症を起こし、早死にさせるリスクを高めることが分かったというのです。孤独感が強い人は早期死亡率が26%も高まり、社会からの孤独が長引けば、その数字は32%にもアップするそうです。

これはほんの一部の例にすぎません。皆さんの中でも思い当たる「多すぎるもの」「少なすぎるもの」「新しすぎるもの」があるのではないでしょうか。

私たちの体は知らず知らずにどんどん炎症をし続けているのです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは。Kengoです。
製造業で勤務しながらブログを書いており、目的は1人でも多くの方のお役に立てる情報を発信することです。
これといって大きな取り柄のない群馬県在住の社会人ですが、群馬県おすすめの観光スポットや会社で得た知識や経験を発信しています。
また、カテゴリーにある『パン屋、道の駅、観光』は全て群馬県の情報です。

コメント

コメントする

目次