「やりたいことで生きていく」みたいなキャッチコピーを聞いたり見たことがあるのではないでしょうか。
これから先この「やりたいこと」「好きなこと」がとても大切になってくる、もうすでになっている時代だと私は思っています。
「とりあえずやってみる」精神も大切なことだと私は思いますが、仕事・就職をするうえで正直これはあまり役に立たないと思っています。
それは何故なのか?これから「やりたいこと」と「とりあえずやってみる」の2つを比べながら話を進めていきます。
まずは「やりたいこと」ですが、このやりたいことには趣味や好きなことがまさしくそれです。車が好きなら自動車関係の会社、子供が好きなら幼稚園や保育園の先生、モノづくりが好きなら工場などです。
学生時代に就職先を選ぶとき、どのような基準で選んでいましたか?
趣味や好きなことがあって本気でやりたいことがあればまずそこを探し、興味があったりやってみたいことがある会社を探すと思います。
そして自分の希望通りの会社に就職して働くことができた人は長続きしますし、生き生きとして楽しく働くことができると思います。
ただし、希望通りの就職先にいってもそうではない場合ももちろんあります。労働環境が思っていたよりも過酷だったり人間関係が悪かったりです。
次は「とりあえずやってみる」ですが、就職先を選ぶときで言えば「とりあえず就職できればいい」と言ったほうが近いのでしょうか。現実こういった人の方が多いと思います。家が近いから、なかなか就職先が決まらないから(面接等で受からない)。
私も社会人として7年ですが、こういった理由で入ってきた後輩は数日間一緒に働いているだけですぐにわかります。
「この子はなんとなく入ってきたんだなぁ」って。
やる気が全然ちがいますしあまり楽しくもなさそうです。
ただしこちらも逆に「なんとなく入った」けど思っていたよりも楽しい、悪くないと言う場合もあるかもしれません。
要は結果論と言ってしまえばそれまでなのですが。
ですがそれも確かにそうで、まずは「やりたいこと」。その後は運です。会社なんて入って蓋を開けてみなければわかりません。だったら就職試験を受ける前に職場体験ができればいいと思いますけどね。
因みに私は工場で働いていますが、モノづくりに興味はあったというのと営業みたいにあまり人と接しない仕事がいいと思っていました。
どちらかというと後者(なんとなく)に近いのかもしれないので、こうして仕事を続けていられるのもラッキーだったと思っています。
もしも就職したなら今度はそこで「どんなことをしたいか、何を目標とするか」を考えなければなりません。
それは本記事と話が変わってしまいますのでまた別の機会で。
もしも「やりたいこと」が見つからないのであれば『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』という本がありますので是非そちらを読まれてみることをおすすめします。
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