皆さんは日々「疑問」をもちながら仕事をしていますか?
”仕事”ではなく”作業”だけをしていませんか?
これはいったいどういうことなのかこれから説明していきます。
なぜ疑問をもつことが必要なのか?
簡単に言うと”仕事”に大きく関わるからです。
意味わかんねぇぜよと思う方もいらっしゃるかと思いますが、最後には理解していただければ嬉しいです。
これは普段の日常でも十分に役にたつ・・・たちます!!
それをまずは私の働いている製造業(工場)に例えていきます。
私の工場の場合、入社して現場に配属されると基本はラインオペレーターからスタートします。工場は手作業ではなく全て機械が製品を作っているのでオペレーターの仕事は”品質管理”と”製品を流すこと”です。決められた単純作業なので仕事に慣れてくるとだんだん飽きてきてしまいました。そこで上司に、「毎日何か一つ疑問や発見をしろ」と言われました。
そこで「何でこの品物はこんな形をしているのか?」「この品物はどこで、何の部品として使われているのか?」「この機械は何でこんな加工をしているのか?」などと 疑問をもち、毎日ノートに書いて上司に提出していました。
どんな些細なことでも構いません。とにかく疑問をもち、考えることが大切なのです。
その結果、前後の工程を把握でき、この品物はこういうところで使われているからこの寸法なんだな、ここが大事なんだな、ということが理解できるようになっていきました。
無駄をなくそう
仕事を理解してくると、今までの疑問が今度は「無駄」に対する疑問をもち始めました。つまり”作業の効率化”や”改善”です。
「この作業に意味があるのか?」「これはいらないんじゃないか?」「こうしたらもっと速く作業ができるのではないか?」と考え始めます。その考えが実行できて結果が出て初めて本当の”仕事”になるのです。
そもそも”仕事”と”作業”の違いとはなにか?
やっとそこに触れるのかよ!と思われた方がいらっしゃっいましたらごめんなさい。
これは調べれば殆ど同じような意見が出てくると思います。私の考えは次の通りです。
作業=言われるがままにその行動を繰り返すこと。
仕事=自分で考え改善ができ、会社に貢献(利益を生み出す)できること。
繰り返しますがあくまでも持論です。
また疑問の話に戻りますが、これは上司との会話でも重要になります。
そもそも作業をするときは上司からの指示です。その指示にとにかく「はい、わかりました」で黙々と作業をするのか、それとも「それをやる必要があるのかな?」「その目的ってなんなんだろう?」と疑問に思うのとではかなり違います。更には勇気をもって上司の人に聞いてみれば完璧です。これはかなり難しいですが頑張っていきましょう!
まとめ
本当の”仕事”をするためにはまず、普段の”作業”の中でいろんなことに疑問をもち、自分で考え改善に移し結果を出す。そうすれば上司から認められ会社にとって必要な逸材となっていけるのです。
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