いきなりですが私の習慣の話をする前に「役職」というものに関してお話をさせていただきます。
社会人になれば大半の人は上にいきたい、「役職」が欲しいと思います。ざっくり言えばリーダーになりたいということです。
役職といってもその会社によって様々だとは思いますが、基本的には熟練した技術・管理能力が携わっていないと役職というものは就きません。これは当たり前です。
勤続年数だけで役職が就くとどうなるのか?
ある程度の年齢(勤続年数)がないと就けないという企業も多く存在しています。
ですが、この「勤続年数」というものの裏を返せばある程度の勤続年数があれば役職に就けるということも考えられます。
実際に私が今の会社に就職したときがそいういう状態でした。
その結果どうなるかというと、全く責任感もないような人が役職に就くので部下からは不平不満の嵐です。私も「なんであの人に役職が就いているんだろう」と思っていました。それでは社員のモチベーションも下がります。
ですから「役職」を就ける、リーダーにする人材は慎重に選ばなければならないのです。
20代で現場リーダーになった私
ここからは20代(細かく言えば2021年当時26歳、勤続年数6年)で現場リーダーになれた私の話をします。
私がが働いている会社は製造業(工場)です。そして私がいる部署には私の上にリーダーが1人います。なので私は正しく言えばサブリーダー(ちゃんとした役職)です。「じゃあお前リーダーじゃねぇじゃん!嘘つきがよ!」と思うかもしれませんが落ち着いてください。ちゃんと説明いたします。
リーダーが現場に入るのは当たり前
ここでは「私がリーダーだ!」と思って常に行動しています。なぜなら私の上司は現場に一切来ずにパソコンと睨めっこしているからです。というのも、元々いた凄く優秀な上司の人が他部署に異動になり、替わりにその部署にいた人が私の上司になりました。
今までいた部署とは違うので仕事も内容も1からで分からないのは理解できます。ですがリーダーというのは現場に入って作業をする(現場に干渉する)ことは基本だということを徹頭徹尾覚えておいてください。
なので部長からは「お前がリーダーになったと思え」と言われました。
私は十数名の部下がいますが、その部下への指示や行動管理・計画業務は全て私が行っています。更に言えば現場でセット・ライン作業もしています。
私の現上司はそれを一切行っておりません。
そんな上司に私は不満は殆どありません。むしろ有難くすら思っています。なぜなら私が昇進できる可能性が大いにあるからです。
部下と上司の信頼関係を築く
私は元々「役職」に興味がありませんでした。ですが役職に就いて大きな仕事を任されて責任を感じて部下から頼られて気がつきました。「俺は信頼されているんだ」と。それならもっと頑張ろうと意欲がわきました。
そして部下からよく耳にするのは「あの人(私の現上司)っていつも何やってるんですか?」「全然現場に来てくれないですね」といったものです。リーダーというのは頼られるべき存在です。部下たちは困ったことがあったら上司に頼りたいのは極普通のことなのに、そんなリーダーが頼りなかったら部下たちはどうすればいいのでしょうか?不安でしかありません。
だから私が上司に変わって本当のリーダーのように日々奮闘しているのです。
言いたい放題言いましたが人としてはとても優しくて良い人です。それに管理業務を長く経験されているので私なんかじゃ足元にも及ばないくらい数字には強いです(多分)。
決して今の上司がリーダーに相応しくないと言っている訳ではありません。
ただ仕事の効率が悪く、本来やらなければならないことを実行していないだけです。それが出来れば私の出番は殆どなくなるでしょう。
コメント