ここでは血糖・メタボ・脂質・尿酸・血圧の改善方法ついて、私が通院している病院から頂いた資料を基に記事をまとめました。
この項目の中に気になるものがあれば是非参考にしてみてください。
血糖改善
保健指導判定値
空腹時血糖:100mg/㎗以上
ヘモグロビンA1c:5.6%以上
尿糖:陽性
放っておくと
糖尿病、網膜症、神経障害、腎不全等の合併症が徐々に現れていきます。心筋梗塞や脳梗塞などの病気に発展することもあります。
改善するために
- 食べ過ぎ、間食、夜食は控え、腹八分目にしましょう。
- 缶コーヒーは無糖、清涼飲料水は水かお茶にしましょう。
- アルコール類はカロリーオフ、糖質オフのもので適量にしましょう。
- 食後の散歩を習慣にしましょう。
- 適正体重を維持しましょう。
メタボ改善
診断基準
内臓脂肪蓄積 腹囲:男性85cm以上
:女性90cm以上
以下の①~③の項目の内2つ以上
①中性脂肪:150㎎/㎗以上 かつ/または HDLコレステロール:40㎎/㎗未満
②最高血圧:130㎜Hg以上 かつ/または 最低血圧:85㎜Hg以上
③空腹時血糖:110㎎/㎗以上
放っておくと
内臓に脂肪が蓄積した状態が続くと、生活習慣病が発生しやすく、動脈硬化が進行するため心筋梗塞、脳梗塞などを発症する危険性も高まります。
改善するために
- 1日3食規則正しく食べましょう。
- 主食、主菜、副菜をバランスよく食べましょう。
- ゆっくりよく噛んで食べましょう。
- 寝る前2~3時間はなるべく食べないようにしましょう。
- 食べ物のカロリー表示を見るようにしましょう。
- 階段を使用したり、今より10分多く歩いたり、日常生活の中で意識して体を動かしましょう。
- 体重を測定し、その日の食事内容と併せて記録してみましょう。
脂質改善
保健指導判定値
HDLコレステロール:40㎎/㎗未満
LDLコレステロール:140㎎㎗以上
中性脂肪:150㎎/㎗以上
放っておくと
LDLコレステロールは増えすぎると血管壁に蓄積され、動脈硬化を促進して心筋梗塞や脳梗塞などの病気に発展することもあります。HDLコレステロールは血管壁に溜まったコレステロールを回収し、動脈硬化を防ぎます。中性脂肪は高すぎると悪玉コレステロールを増やし、HDLコレステロールを減らします。
改善するために
- 野菜、きのこ、海藻、豆類等所食物繊維を多く含む食品を食べましょう。
- 肉類より、魚介類や大豆製品を積極的に摂りましょう。
- 肉の部位はヒレ肉やもも肉、ささみなど脂身の少ないものを選び、鶏の皮は除きましょう。
- 油を使った料理は1日2品までとし、ゆでる・蒸す・煮るといった料理法で食べましょう。
- 果物の食べ過ぎは中性脂肪を高めるので、朝食べましょう。
- 適正体重を維持しましょう。
尿酸改善
保健指導判定値
血清尿酸値:7㎎/㎗以上
放っておくと
痛風発作、痛風結節、尿路結石、腎障害等の合併症が現れます。また、動脈硬化による脳血管障害や心疾患などの病気にかかる危険性が高まります。
改善するために
- 水分を十分に摂りましょう
- レバー、エビ等のプリン体を多く含む食品を減らしましょう
- アルコール類を控えましょう
- 適正体重を維持しましょう
血圧改善
保健指導判定値
最高血圧:130mmHg以上
最低血圧:85mmHg以上
放っておくと
強い圧力が長年血管にかかると血管が破れ、突然脳卒中や心臓発作などを起こすことがあります。また、血管内部に脂質の蓄積を助長させたり、腎臓に負担がかかるため尿に蛋白が漏れ出てきやすくなります。
改善するために
- 麺類の汁は残し、味噌汁は具沢山にして味噌の量を減らし、漬物は少量にする等工夫して、塩分を控えましょう。
- 加工食品を減らして旬の食材を選びましょう。
- 野菜は十分とりましょう。
- 醤油はポン酢等で代用したり、少なめにかけてうす口を心がけましょう。
- 継続して運動をしましょう。
- 適正体重を維持しましょう。
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