先日家族とコロナワクチンについて話をしていました。
ワクチンを打つのにもファイザー、モデルナ、アストラゼネカと種類がありどれが良くてどれが悪いのかといった内容です。
ここで話題に上がったのがワクチン接種後の死についてです。
というのは、このワクチンを打った後亡くなっただとか、私の年齢に近い人が亡くなっただとかで、親からいろいろ言われましたが私は正直呆れていました。
確かにワクチン接種後に人が亡くなったケースがあるのは事実です。
ただその確率は現段階だと数百万人に一人程度です。だけど大概の人はこの数百万人に一人の方にフォーカスしてしまいます。
これが「ファクトフルネス」にもあったネガティブ本能と死への恐怖だと私は思っています。
特に今回のコロナワクチンの場合は前例がないため人々はより一層の警戒心を持っているのでしょう。
ニュースの記事で「コロナワクチン後の死者が〇人目」というのを目にしたことがある人もいるかと思います。
死者数が増えれば増えるほど恐怖心がつのるのは当然のことですが、それと比例してワクチン接種者も増加(ワクチン接種者の人数)していることにはあまり意識をしていません。
例えば100万人に1人の確率で人が亡くなるのであれば、200万人になれば2人になるのは誰でもわかることです。ですが多くの人は今回の場合大きいほうの数字(接種者数)をあまり気にせず小さい数字(死者数)ばかり追ってしまうのです。
『生は死の始まり』人は生まれたなら後は死に向かうだけです。いつどこでどんな理由で死ぬのかはわかりません。
こういうのって結局は『運』だと思っています。
コロナワクチンで亡くなる確率より交通事故で亡くなる確率の方がよっぽど多いのに私たちは毎日のように車に乗っています。だけどその大半の人は車に乗るたびに死ぬかもしれないなんて考えてもいないのはなぜでしょうか?
先ほども言いましたが人は新しく、前例がないものには特に死への恐怖を感じるのでしょう。ですが、正しい情報と知識、広いデータを見ればパニックにならずに冷静に判断することができると思います。
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